高専生の道

高専生の終着点。専攻科に行くべき人とは?メリット・デメリットを解説

この記事では、進路に悩む高専生に向けて「専攻科に進むメリット・デメリット」について紹介しています。

「そろそろ進学か就職か決めないと」

「専攻科に行くメリット・デメリットってなに?」

こんな疑問に答えます。

高専卒サラリーマン歴10年のsatoです。

卒業後の進路は、今後の人生にかかわる大きな選択。なかなか簡単には決められませんよね。

結論からいうと「大学院に行きたい人、やりたい仕事が決まっていない人、もう少し学生でいたい人」は専攻科向きといえるでしょう。

 

ちなみに、ぼくは早く自立したいという思いで就職を選びました。これはテストと違い、正解はありません。

十分考えて、納得のいく答えを自分で選びましょう。

この記事では、あなたの選択を手助けするために専攻科にいくメリット・デメリットについて紹介します。

 

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高専の終着点。専攻科とは?

まずは簡単に専攻科について説明します。

卒業後は学士を習得することができます。いってみれば大学の3~4年を高専で過ごすようなものですね。

高専5年生が進学する場合は、「大学編入 or 専攻科」を選択することになります。

一般的に、認知度がひくいので、学歴の説明は少々面倒ですね。

高専生が専攻科に行くメリットとは?

専攻科のメリットは大きく4つです。

専攻科の4つのメリット
  1. 学費が安い
  2. 簡単にはいれる
  3. 環境が変わらない
  4. 有名大学院に進みやすい

 

それぞれ詳しく説明します。

 

ちなみに高専卒で就職するメリット・デメリットについて知りたい人は下の記事を参考にしてください。

 

 

専攻科のメリット①:学費が安い

専攻科の授業料は国立大学の約半額です。自分で学費をはらう学生さんには、とても大きなメリットですよね。

具体的には、専攻科が23万/年、国立大学が53万/年なので、半額で学士が取得できます。

区分 高専(専攻科) 国立大学
入学料 84,600円 282,000
授業料 234,600円(年) 535,800円(年)

(平成26年度実績)

  • 大学の半額で過ごせる
  • 御両親のサイフに優しい。

専攻科のメリット②:簡単に入れる

専攻科は簡単にはいることができます。大学編入で受験をしたくない人は専攻科は楽ちんですね。

なお、成績上位者であれば面接だけです。

ただし、僕の同級生はなにも準備せずに落ちたやつも。

情報収集など最低限の準備は必要ですので注意してください。

ぼく
ふつうにしてればふつうに入れるけどね。
  • 専攻科は入るのが簡単
  • でも最低限の準備はするように。

 

専攻科のメリット③:環境が変わらない

専攻科にいくと高校1年からの7年間おなじ環境で過ごすことになります。もちろん毎日顔を合わすメンバーも一緒です。

そのため環境に適応するために時間を割く必要がなく、落ち着いて勉強や研究に没頭できます。

  • ずっと同じクラスメートと過ごせるので楽
  • 環境の変化に時間をさかなくていい
  • 勉強や研究に集中できる。

 

専攻科のメリット④有名大学院に進みやすい

専攻科は、有名大学院に進学しやすいというメリットがあります。

僕の会社にも、専攻科から、京都大学や九州大学などの有名大学院を卒業した高専生が多数いますね。

国立大学から、大学院に進むよりも「高専から大学院を狙うほうが簡単なのは間違いない」でしょう。

ただし、行きつく先が大企業に就職することであれば、簡単に入社できる高専卒で就職しても良いかもしれませんね。

高専生が専攻科にいくデメリットとは?

専攻科にいくデメリットは2つです。

専攻科の2つのデメリット
  1. 就職先は高専卒と変わらない
  2. 環境が変わらない

 

専攻科のデメリット①:就職先は高専卒(本科)と変わらない

専攻科に行ったからといって就職先の選択肢が広がるわけではありません。

むしろ専攻科の方が企業数が少ない場合もあるんですね。

もちろん学士なので、給料はすこし良いです。でもお金や出世を気にするなら、大学院に進学して就職するのがもっとも効率的。

すこしの給料UPよりも、2年早く働いた方が社会人として得られるメリットは大きいですね。

これがぼくが高専卒で就職を選択した理由でもあります。

 

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専攻科のデメリット②:環境が変わらない

7年間、同じ環境にいることで閉鎖的になる可能性があります。

環境が変わらないことは「メリットでもあり、デメリットでもある」んですね。

社会人として10年過ごした経験から、人が大きく成長するのは環境の変化です。

たくさんの職場を経験することで、視野が広がり多くの意見に触れることで、人間として成長していくんですね。

ずっと7年間、同じ環境にいることは、性格が閉鎖的になったり、視野が狭まるなど、あなたの人間としての成長を妨げる可能性があるので注意しましょう。

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ぼく
コミュ障のぼくは会社に入って苦労したで。

専攻科に行くべき人

以上のメリット・デメリットを踏まえて、専攻科に行くべき人を整理してみました。

専攻科に行くべき人
  • 有名大学院に進学したい人
  • 同じ環境で研究に没頭したい人
  • まだ働きたくない人

あくまで個人の意見ですが、参考にしてくださいね。

専攻科に行くべき人:有名大学院に進学したい人

有名大学院に進学する目的で、専攻科に入るのは賢い選択です。理由は以下の2つ。

  • 大学編入するよりも、進学が簡単
  • トータルの学費も安くなる。

 

専攻科に行くべき人:同じ環境で研究に没頭したい人

つぎに、とにかく研究に集中したいという人は専攻科にいくべきです。

  • 環境の変化がないため、余計なことを考えなくてよい

 

専攻科に行くべき人:まだ働きたくない人

まだやりたいことが見つかっていない、働くのは早いと感じる人は専攻科向きですね。

結局、ほとんどの人がこの理由に該当するかなと。

僕の経験上、安定しているという理由だけで就職先を決めると、その後のモチベーション維持が大変なんですよね。

なお、高専卒で就職して後悔していることはこちらの記事にまとめています。

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専攻科も就職に有利なことに変わりはないため、「やりたいことが見つかるまでの時間を確保したい」という理由で進学するのは、有意義な選択です。

  • 専攻科の就職先も安定の大企業
  • やりたいことを見つけるために専攻科にいくのは有り
  • 働くのは早いと感じる人も専攻科に行こう

 

まとめ~高専の専攻科という選択肢はあり~

まとめると、とにかく専攻科は優良な進学先ということ。

専攻科ってどんなところ?
  • 楽に入れる
  • 人間関係の苦労も少ない
  • 就職にも強い
  • 行こうと思えば大学院にも進める
  • コミュ障にならないように注意して!

 

ぼく
こんな都合のいい進学先ってある?

 

1点注意事項です。外部の人と積極的に交流するなど、コミュニケーション能力だけは意識して向上させておきましょうね。

就職したとき苦労してしまいますので。

人と話すのが苦手。そんな君が読むべきたった1冊の本『超一流の雑談力』 以前の僕の職場での会話はこんな感じでした。ビジネストークはそこそこ出来るんですが、ちょっ...

 

以上、”高専生の終着点。専攻科に行くべき人とは?メリット・デメリットを解説”でした!

 

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