皆さんは日本のインターネットショッピングの代表格である楽天市場が誕生した理由をご存知でしょうか?
創業者である三木谷社長が「人生は短かい」そう感じたことが1つのきっかけになっています。
貧乏な人は人生を長いと感じ、お金持ちは人生を短いと感じる。
今あなたの人生観はどうでしょうか?
言われた仕事をただ流すように作業する、お金のためと割切って我慢して仕事をする。
そんな人は会社生活があと数十年もある。と長く感じていませんか?
時間は有限で短いものです。
本記事では楽天が誕生したきっかけから仕事に対する意識を向上させる。
そんなモチベーションアップに繋がる朝礼スピーチを紹介します。
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楽天の創業者 三木谷浩史の歴史
皆さんは楽天がどのように誕生したかをご存知でしょうか?
楽天の歴史は創業者である三木谷浩史氏が現:みずほ銀行の前身である日本興業銀行に入行したところから始まります。
日本興業銀行に入校した後、社内留学制度を利用してハーバード大学へ留学し、MBA(経営学修士)を取得。
その3年後に起業家としての道を歩み出すのです。
日本興業銀行に入ってわずか10年間の間に起業家としての道を歩みだし、楽天の前身であるエム・ディー・エムを設立。
- 1988年 日本興業銀行入行
- 1991年 ハーバード大学に留学
- 1993年 MBA取得
- 1996年 日本興業銀行退社
- 1997年 楽天の前身エム・ディー・エムを設立
ぼくの社会人歴がいま10年ですので、今の自分のキャリアですでに起業しているということになります。
大企業の中でただ漠然とサラリーマンをこなしていた自分には正直想像もつきません。
三木谷浩史が起業を志すきっかけ
さてそんな三木谷氏がなぜ起業家としての道を歩み出したのか。
そこには人生観を変える2つの出来事が関係しています。
アメリカ留学で起業家精神にふれた
1つは米国留学での出来事。
当時の日本は大企業に勤めてそこで出世するのがビジネスマンの王道であり、三木谷氏自身も同じ考えでした。
しかし米国の考え方はまるで違ったのです。
アメリカでは自ら起業する人が優れたビジネスマンの王道であり自分で企業できない人が、既存の大企業に勤めるという空気さえあった。
この起業家マインドが充満した雰囲気に身を置くことで三木谷氏自身の人生観も変化していったのです。
自らも企業を立ち上げるのだという覚悟のようなものが育っていった。
阪神淡路大震災で人生の短さを痛感「いつか」じゃなく「今」なんだ。
さて起業家マインドを身につけて米国留学から帰国した三木谷氏ですが、会社制度で留学した手前、5年は辞めれない。という思いで復職します。
そんなとき1995年、出身地である神戸が阪神淡路大震災に見舞われ、親族や友人を亡くされたそうです。
そして1週間、被災地にいる間に起業を決意。
以前からいつかは自分でなにかやるんだ、とは漠然と思っていましたが、「いつか」じゃなくて「今」だなと。「今」やることこそが大事なんだと思ったんです。
この2つの経験をきっかけにインターネットショッピングの最前線を走る楽天市場が誕生したのです。
三木谷社長からの学び
三木谷氏が起業するきっかけとなった2つのエピソードから学べることは大きく2つあります。
たくさんの人とふれあい刺激を受けよう。
1つは多くの価値観に触れることが大切だということ。
三木谷氏がもしアメリカに留学をしていなかったらきっと楽天市場は誕生しなかったと思います。
皆さんもたくさんの人とふれあいましょう。
そうして自分の人生観を見つめ直す機会をつくることで大きく成長出来るのだと思います。
時間が有限であると認識しよう。
そしてもう1つ。
人生は短く、時間は有限であることを認識しましょう。
震災を目の当たりにした三木谷氏はこんなことをいっています。
とてつもないことが突然にして起こるものなんだ、と思いました。
人生なにが起こるかわからない。
だからやるべきこと、やりたいことを見つけたなら「いつか」、じゃなくて「今」やるべきです。
まとめ〜「いつか」じゃなく「今」〜
本記事では楽天三木谷社長が起業家として歩み出すきっかけとなった2つの経験を元にしたスピーチを紹介しました。
少し長くなってしまったので要点を絞って職場の皆さんに伝えてみてください。
ここからは僕の感想です。
僕は三木谷氏のエピソードを聞いて本当に心が動きました。
やりたいことは見つかっていないけど、悔いのない人生を過ごすんだと。
そう決心しています。
そして心掛けたことは、やると決めたらまず行動すること。
なんでもいいと思うんです。禁煙とか運動を始める。とか、なんとなくやろうかなぁーと思ったことに次々チャレンジする。
これが悔いのない人生に繋がると僕は信じて行動しています。
以上”朝礼スピーチ 楽天を作った理由 人生観を変えた2つの出来事とは?”でした!