この記事では「卒業後の進路で悩んでいる高専生のために、高専卒で就職する3つのメリット」について紹介しています。
「高専生4年、そろそろ進路決めとかないと。」
「専攻科、大学編入、どれがいいのかな?」
「就職するメリットってなんだろう?」
こんな疑問に答えます。
高専卒で大企業に就職して10年目のsatoです。
そろそろ就活の時期が来て、迷っているあなた。
卒業後の進路は、今後の人生を決める大きな選択なので、なかなか簡単には決められませんよね。
10年前、ぼくは就職の道を選びました。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”kei.png” name=”むすこ”]パパはなんで就職にしたの?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”sato.png” name=”ぼく”]早く働きたかったのが一番やな。でも高専卒で就職していろんなメリットは感じてるで。[/speech_bubble]
卒業後の進路は、テストと違って正解がありません。
そのため自分がどんな人生を歩みたいかを考え、自分で決断して、自分で選ぶ必要があります。
この記事ではそんな高専卒業後の進路に悩むあなたのために、高専卒で就職をするメリットについて紹介します。
記事中はあえてデメリットは書きません。大きな決断をするとき後ろ向きな意見は更に迷いを生むからです。
「でも、デメリットも知っておきたい!」という人は下の記事をご覧ください。
【体験談】高専卒で就職して後悔した2つのこと。なりたい人生は決まっていますか?
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高専卒で就職する3つのメリット
結論からいうと高専卒で就職するメリットは3つです。
- 大企業に簡単に就職できる
- 仕事のスキルを身につけやすい
- 企業に育ててもらえる
それぞれ詳しく説明します。
高専卒で就職するメリット①:大企業に簡単に就職できる
まず最大のメリットは「大企業に簡単に入れる」こと。
高専卒は誰もが知る大企業からの求人がたくさんきます。
おそらく、先生からも言われたと思いますが、「高専卒は安い給料で優秀な働きをするため企業からとても重宝される」
これは事実です。
僕が就職をした2010年代は就職氷河期といわれた時代でしたが、企業側からの求人が絶えることはありませんでした。
- JR
- トヨタ
- サントリー
- 花王
- 関西電力
- 三菱電機
- 三菱重工
- ANA etc…
こういった大企業の求人を学校推薦で受ける場合、ほぼ100%採用されます。(まれに落ちるやつもいますが)
僕の場合もそうです。誰もが知っている大企業に1発で合格。
ちなみに学校での成績は中の下でした。
同級生に勉強を教えてもらいながらなんとか5年間乗り切った。そんな程度です。
でもね、当時のバイト先の大学生(国立)はこんな状況でした。
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”josi.png” name=”大学生”]60社受けたけどいまだに決まらんわ~[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R2″ icon=”sato.png” name=”ぼく”]60社とかまじ?高専でよかったわ~[/speech_bubble]
だから安定した大企業に簡単に入りたいなら高専卒で就職で間違いありません。
でも、たまに安心しすぎて落ちるやつもいるので、就活ノートなどの情報を使ってちゃんと備えたほうが無難ですね。
- 大企業に1発で本当に簡単に入れる。
- 国立大学生でも面接10社は当たり前。
- 最低限のポイントは就活ノートで抑えよう
高専卒で就職するメリット②:仕事のスキルを身につけやすい
高専卒は20歳から働くことになるため、「仕事のスキル」を身につけやすいです。
「若いうちは買ってでも苦労をしろ」とよく言われるのは、若いうちに身につけたスキルがその後の自分を助けてくれるからに他なりません。
高専卒は、「大卒、院卒と比べて下積み期間が長い」ので、そのぶんスキルを身につける時間があります。
というのも、学歴が高い人ってすぐに出世します。
「え?出世できるならいいじゃん。」と思うかもしれませんね。
でも、働き出して、すぐに人の管理をやらされるというのは結構つらいものです。(大企業ほどありがちですね。)
メンタリストDaigoが下の動画で語っていますが、「上司が無能になるワケは、出世して管理職になる」からです。↓時間がある方はこちら
管理職になると、技術よりも人の管理に重きを置くことになり、サラリーマンとしての根本である仕事力が身につきません。
でも高専卒の僕は10年ってもいまだに最前線で働くことができています。
つまり「自分の仕事に集中して取り組むことができる」ため、会社で生き抜くために本当に必要な技術力を身につけることができる。
本当に困ったときに頼りになるのは地位や立場ではなく、自分の経験から体に染みついた技術力です。
そんな風に会社で生きていくための根本的なスキルを磨きたいのであれば高専卒で就職をしましょう。
ただし、好きな分野でないと、スキルが伸びないのも事実なので、どんな仕事か調べて会社を選ぶ必要があります。
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- 下積み期間が長いためスキルが身に付きやすい
- すぐに出世すると技術力が身につかない
- 好きな分野の仕事であることが大切
高専卒で就職するメリット③企業に育ててもらえる。
高専卒は成長を期待されて採用されます。
わかりやすくいうと、「会社に育ててもらえる」ということ。
いっぽうで、大卒、院卒生というのは、即戦力を求められています。
この違いは結構デカイんですね。
「有名大学を卒業したくせに、なんでこんなことも出来ないの?」と思われるのに対して、高専卒は「次は気をつけろよー」程度です。
社会人なりたてで、不安なのは院卒だろうと、高専卒だろうと変わりません。
そんな中、プレッシャーが大きくかかる院卒生は見ていて本当に大変そうでしたね。(まぁ、そのぶん出世も早いですが)
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”sato.png” name=”ぼく”]高専卒として就職したことは社会人のスタートとしてすごくよかったと思う[/speech_bubble]
でも、一つだけ覚えておいてください。
自分が好きな分野(もしくは嫌いではない分野)の仕事でないと、育ててもらっても伸びません。
結局、なにごともやる気次第ですからね。
そのため、どんな仕事が出来るのかを就活ノートなどで情報収集しておきましょう。
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- 高専生は成長を期待されて採用される。
- でも、好きな仕事じゃないと成長は難しい。
- どんな仕事が出来るか調べておくことが大切
まとめ~高専卒で就職はけっこういいと思う~
本記事では高専卒で就職する3つのメリットについてお伝えしました。
あなたの悩みの助けになればうれしいです。
- 大企業に簡単に入れる
- スキルが身につけやすい
- 失敗しながら成長できる
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”sato.png” name=”ぼく”]僕は高専卒で就職したことに後悔はありません。[/speech_bubble]
でも、実は今の会社に入ったことに関しては、少しだけ後悔しています。
高専生は、優良な選択肢がたくさんあるため、逆に「安定している会社に入れたらいい」という思いを抱きやすい。
でも、どんな仕事が出来るのか、どんな人生を過ごせるのか、こういった情報は事前に確認しておくことをおすすめします。
以上、”高専卒で就職する3つのメリットについて”でした!
高専生に対する記事一覧はこちら
https://life-health-asset.com/kosen-syusyoku-koukai/