この記事では大企業における高専卒と大卒・院卒との違いについて、大企業に就職した高専卒サラリーマン歴10年の僕が説明します。
高専生で大企業に就職が決まった人はこんな疑問をおもちではないでしょうか?
結論からいうと高専生は割と優秀で、有名大学の院卒生にも負けないポテンシャルがあります。
だから安心して仕事に取り組みましょう。
でも出世はあんまり期待しない方がいいです。
- 高専卒で大企業に就職が決まった人
- 会社での高専生の位置づけが知りたい人
※本ページにはPRが含まれます。
大企業における高専生と大卒、院卒との3つの違い
大企業における高専生と上位学歴の違いを以下の3つの観点で説明します。
- 高専生の給料事情
- 高専生の仕事量・質
- 高専生の出世
①大企業における高専生の給料は高卒以上、大卒以下
高専生の給料は高卒以上、大卒以下です。初任給を例にすると以下のようなイメージ↓
- 高卒=16万
- 高専卒=18万
- 大卒=20万
- 院卒=22万
企業によって程度の差はあっても高専卒の位置づけは大体同じです。(自分調べ)
そして、昇級に関しても同様のコトが言えます。うちの会社を例にすると↓
- 高卒=20年(40歳)
- 高専卒=16年(36歳)
- 大卒=12年(34歳)
- 院卒=10年(32歳)
すでに僕の同期の院卒で早い人は主任になってます。
ただ後述しますが正直能力に明確な違いがあるわけではないですね。
昇級が遅くても悲観する必要はなし!大企業は学歴社会!
最初からそういうものだと割り切っておきましょう。
大企業に入るだけで給料はもちろん世間の平均以上ですし、福利厚生もしっかりしてるので生活基盤としては十分です。
だから昇級は気にする必要はありません。
どのくらいの年収をもらえるのか知りたい人は下の記事で僕の給料をがっつり大公開してます。興味があれば見てください。(いつか消すかも。。。)
https://life-health-asset.com/kosen-pay-real/
- 高専卒の給料は大卒、院卒と比べると安い。
- 大企業であれば平均以上の年収は貰える。
- 福利厚生もしっかりしているので生活基盤としては十分
②大企業における高専生の仕事量、質は院卒と変わらない。
結論からいうと、仕事の質や量は学歴関係なしです。
会社は勤続年数で、仕事の割り振りを決めてきます。
「これは難しいから院卒のアイツに…」
なんてことはしません。
事実、院卒同期と僕に仕事量、質の違いはまったくないですね。
- 『給料は学歴重視』
- 『仕事量・質は勤続年数で決まる』
これが「高専生は安くて使いやすい」といわれる理由ですね。
でも、逆にいえば『高専生は有名大学出身者と同じ仕事量、質をこなすことができる。』ということ。
これってすごくないですか?誰もが知ってる東大卒と同等の仕事を高専生はこなすことができるんです。
なので皆さん!びびる必要はありません。
『有名大学の院卒生の能力も大して俺らと変わらない!』
この言葉を胸に、堂々と会社生活を送ってやるのです!
③高専生が出世するのは難しい
さて最後に出世、という観点でお話をします。
結論からいうと出世の可能性はめっちゃ低いです。
うちの会社を例にすると高専卒で部長になれる人材は10年に1人もいない。
大企業ほど、学歴社会なのでこれは仕方がないことだと思いますね。
ですが、出世ってそんなにいいものでもありません。
出世=人生の幸せではない。
出世することって人生にとって必ずしも幸せなことではありません。
出世すると仕事の量や責任が増えて、どんどん仕事ばかりの人生になるんです。
- 子供が生まれても仕事ばかりで会えない…。
- 海外出張ばかり。出世はしてるが、仕事だけの人生
あなたはどうおもいますか?
これから働き始める人に覚えておいてほしいのは、
「仕事の成功=人生の成功ではない。」
ということです。
つまり、なにが言いたいかというと『高専卒って出世は難しいけど気にすんな!』ってことです。
- 出世すると仕事ばかりの人生が待っている。
- 出世=人生の幸せではない。出世なんて気にすんな!
まとめ~高専生に伝えたいこと~
この記事では高専生で大企業に入ると、学歴でどんな違いがあるか?を中心に解説しました。
- 大卒より給料は低いが、十分貰える
- 仕事量は学歴関係なし
- 出世は期待しない方がいい
これから長い会社生活を送るあなたの参考になれば幸いです。
なお、10年仕事をしてみて、いくら努力しても給料が上がらない学歴社会に嫌気がさして早期リタイアを計画中…。(まわりの院卒は飛び級などでポーンと給料上がるんです(笑))
将来的には資産運用の不労所得で生きていくことを目指して日々、努力しています。(現在は総資産1500万円、不労所得10万程度です。)
ボクの資産運用の実績や、誰でもマネできる投資の方法については以下のブログで情報発信していますので、ぜひご覧ください。
[blogcard url=”https://stock-index.life-health-asset.com/jisseki-kokai/”]
以上